不遷流柔術盛武館本部
細川呉港氏による
雑誌『秘伝』新連載『発見!田邊又右衛門の口述筆記』連載中
『柔術の遺恨 講道館に楯突いた男 田邊又右衛門口述筆記』発刊
不遷流の4代 田邊又右衛門先生の口述筆記に関係する書籍が細川呉港氏により雑誌『秘伝』令和4年1月号から連載されている。
また敬文舎から令和4年6月21日に『柔術の遺恨 講道館に楯突いた男 田邊又右衛門口述筆記』の題で書籍として発刊されている。
近年確認できる多くの資料が講道館側によるものであり、当流4代の田邊又右衛門側から発信された情報が開示されることは大変珍しい。
細川呉港氏が昭和33年に入手した『田邊又右衛門口述筆記』を検討された内容と思われる。
口述筆記自体は昭和20年代後半に一度世に出たもの(関西圏を中心に発行されていた柔道関連新聞「スポーツタイムス」にて連載)であり、当流資料の中にも確認(本部道場ではスポーツタイムス連載時の原本を所蔵)されているものである。しかしながら、一般的には現在入手が困難な貴重な資料である。
当流に関する非常に貴重な情報が発信されることは大変喜ばしいことであり、その内容に強い期待を込めてここに告知するものである。
令和4年8月26日
不遷流柔術盛武館本部は二系統の伝系を統合して伝承している。
備前盛武館 田邊又右衛門―吉田才造―井上岩吾―井上一利―井上清気
盛武館本部 田邊武四郎―中山英三郎―中山 和―井上一利―井上清気
(※伝系の一部は省略)
不遷流柔術盛武館本部 八代宗家 井上清気
不遷流柔術盛武館本部 師範 井上大作
2021年11月18日: |